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件名:あなたと前世で恋人でした

誰だよwwwww
ほんと最近スパムメールが多くて困る。

昨日早く上がれたシワ寄せがきて、今日はかなりキツかった。
そのくせに別隊の作業待ちで日中ところどころ何もない時間が発生するから堪らない。つらいー。

こういう時、ああ自分がロボだったらなーとか思ったりする。

inoeRobo.gif

暇な時間で行動をインプットしておいて、作業時間になったら実行!体が勝手に動いてくれるから頭は寝ててオーケーみたいな。
仕事中は痛いとか暑いとか余計な感覚器官もいらないからオンオフ切り替え可能で、あ、どうせだったら外見も思いっきりロボしてみたい(ステレオタイプなブリキのロボットみたいな?)
それから…











「研究機関は彼の要望に嬉々として答えていった。格好のモルモットだったからね。
彼がロボとして高性能化されるにつれ、人間本来の機構は失われて行き…

私が彼を連れて研究所を脱走するころには、彼のカラダは機械そのものとなってしまった」
「………そんな」

私は無表情な鉄の塊の前で呆然とした。
「しかし彼は、それでもイノエなのだ。肉体はなくなっても、彼の魂と呼ぶべきものは確かにこの中に存在している。彼は人間なのだよ」

「…イノエ」
祈るように私は呼びかけた。いつも馬鹿で、頼りなくて、方向オンチな、最愛の彼の名前を。
あの調子っぱずれな声を、今無性に聞きたかった。




「ハイ、ワタシハ、イノエデス」


けれど、口に当たる部分に添えつけられた穴状のスピーカーから出た合成音声は、あの表情豊かなイノエのそれとはにても似つかなくて、堪えられず私は膝から崩れ落ちた。

「…言語野も存在しないんだ。今の彼は、データベースから適切な単語を検索して、並べ立てることしか出来ない」

どうでもいい。

「しかし、彼は…………で………」

博士の声がやけに遠く聞こえる。
世界が真っ黒に染まっていく。
どうでもいい。どうでもいい。
何かがプツリと切れる音がした。


■■■


数日経った。イノエロボはわたしのアパートに居座っている。ガチャガチャと不快な音を立てながら。

忌々しい。

始めは私もコイツを受け入れようと努力した。ロボットになってしまっても、イノエはイノエだと信じていたから。かつてイノエにそうしたように喋り、振舞ったのだ。…私は頑張ったのだ。

「イノエ、お腹すいてない?」
「ワタシハ、ショクジヲ、ヒツヨウトシマセン」

しかし、

「そ、そっか。なら、ゲームでもする?」
「コノテデハ、コントローラヲ、ニギレマセン」

その都度わたしに突きつけられる現実は、

「……な、ならおふろは」
「ヒツヨウトシマセン」

この目の前のガラクタがイノエなのだと信じる心を、えげつなく削り取って行った。

「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ」

何か喋るたびに、いつもこいつはごめんなさいと言う。何の感情も宿らない声で。何度も何度も繰り返す。
その度、私の中に生じる言い様のない苛立ちに駆られて、腹を、背中を蹴りつける。

ガンッ

「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ」
「うるさいっ!!!!」

ガコッ、ガコン

「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ」
「黙れ!!!」

ガシャーン!

「人間なら、こんだけ蹴られりゃ痛いでしょ?!
何平然としてんのよ!!

私は痛いのに!!!!」
「…ゴメンナサイ」

ガッ!

「あんたがイノエだってんなら優しく抱きしめてよ!キスしてよ!!あんた出来ないでしょう?!」
「……」

バキンッ!

「怖い映画無理矢理見せようとした私に本気で怒ってよ!
わたしのワガママ聞いてすげえイヤそうな顔で笑ってよ!!
あったかかった手でもう一度…

頭を撫でてよう…」

会いたいよ…イノエ…



思い返してみると、変なヤツだった。
ニブチンでお調子者で、気の聞いた言葉一つ言えなくて。
たまに口を開いたかと思えばアニメかゲームの話題。初めてのデートなんだから、他になんかあるでしょ?

"なんか、緊張しちゃってさ"

そーだね、慣れてなさそうだしね

"あーと、えとその、か、カワイイよ?"

脈絡ないしー、て言うかなんで疑問系なのよww

そしたらイノエすっごい顔真っ赤にして、照れ笑いしながら

"こめんごめん"

そして頭を優しく撫でてくれるのだ。


そうだよね、いっつも気が回らなくてわたしにどやされて。
その度にイノエがごめんって謝って。私たちはそうだったんだよね。忘れるところだったよ。
ほらイノエ。わたし今も怒ってるよ。あんたのせいだよ。早くしないと許さないよ~?

…だからほら、謝りに来てよ。ね?


…いつの間にか眠っていた。涙が止まらなかった。喉がカラカラだった。わたしの傍らにイノエロボがいた。たぶんわたしが痛くないように、タオルをぐるぐる巻きにした手が、わたしのおでこに添えられていた。

「…ずっと側にいてくれてたの?」
「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ」

そして頭を優しく撫でてくれたのだ。



「ごめんなさい…ごめんなさい…」
「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ」

硬くてひんやりと冷たい彼の体を抱きしめながら、私は謝り続けた。そしてイノエもまた謝って、それで全てが大丈夫になっていく。


■■■


翌日、博士に呼ばれて私とイノエは博士のラボに足を運んだ。

「イノエの身体が、治る!!?」
「いや、落ち着いて聞いてくれたまえ。イノエの元の体はもうなくなってしまった。
だか、わたしは研究所から逃げる際に、彼の遺伝子情報を盗み出していたのだ。
そのDNAから人体をクローニングした。成功の確率はほぼゼロだった。
だから今まで敢えて言わなかったが…


昨日、各種器官の定着が完了した。
実験は成功したのだ」

博士はいいながらリモコンのボタンを押した。目の前の壁がゆっくりと上に上がって行き、そこに水槽が出現した。その中に入っていたのは…少し若いが忘れるはずもない……


「イノエ…………………!」




「後はイノエ、君があの装置の中に入れば、魂の移植が完了する」
「じゃあ、じゃあイノエは、もとに」
「ただし」

ただし?

「今の科学技術ではヒトの脳に対し、人生を移植することはできない。
今回のDNAは彼が26歳の頃のもの。
確か、君に出会う前だ。
魂が移植されれば、彼はイノエとなる。ただし今のイノエが君と培ってきた思い出は、なかったことになってしまう」

え?

え?

「それでもいいかね?」


あの、何ものにも変えがたい、温かな日々が、なかったことに?

今はロボとなったイノエを見た。鉄の体になってしまった。でも紛れもなく、私の好きなイノエ。
でもイノエだってそんな身体は嫌だろう。生身に戻れるなら戻りたいはずだ。でも…色んなものを一緒に見てきた。一緒に乗り越えてきた。
それが全部、消えてしまう?


「ダイジョウブ デス」
「…え?」
「ワタシハ ウマレカワリマスガ ヤハリ ワタシデス
ワタシハ…」


俺は生まれ変わっても俺だよ。また君に恋してしまうに決まってるんだ。
俺、基本的にバカだからちょっと度忘れしちゃうかも知れないけどさ、もしそうなってたらひっぱたいて思い出させてよ。今まで通りにさ。
だから…俺、人間の体に戻ってきます。また君を抱きしめて、キスするために。



こんな機械の俺さえ受け止めてくれてありがとう。


またね。





■■■







やっとこさ仕事が終わって今は家。後は軽くメールチェックして、風呂入って寝るだけです。
しかし、ほんと最近スパムメールが多くて困る。

件名:あなたと前世で恋人でした

誰だよwwww










でも、

なんだか胸のあたりがギュッとして、温かくなってくる様な。
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すわこ



suwalast.jpg


ケロちゃん動画をうpしてみました。pictureから大きいサイズも見れますよ
(といってもpixivと同じものですけど)

やっぱ背景つけるべきだったか…?うーん


ついでにサイトに掲示板を追加してみました。下のメニューのBBSからいけます。
まあ需要がどれだけあるか分からないけれど、あって損ではないよねきっと。
全く作りこむ気がないイノエノイエ(作成中)。多分ずっと作成中ですが、ゆるゆると変わっていきます。

奴がでました

Gです。

yatru.jpg

怖くて恐ろしくて脳がエロいお姉さんに自動変換してくれます。もーいやだーもー


久々の日記がこんなんでいいのかとも思ったけど、日記ってそもそもこういうものだろうと
思ったのでよしとしました。
あと、毎日何かしらの絵は描いているので、それをぺたぺたはっつけてくブログにしようそうしよう

ニコニコ用の絵もチマチマと描いています。
プロフィール

イノエ

Author:イノエ
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